ダクトは用途ごとの使い分けが重要です!主な種類を紹介

風導工業では、ダクト工事全般を手がけています。ダクトはどれも同じように見えるかもしれませんが、実際にはさまざまな用途があり、それに適したものを設置することが重要です。主なダクトの用途としては、以下の5種類があります。


・空調用ダクト


空調機で作った温風・冷風を運ぶためのダクトです。オフィスビルや工場といった大きな建物では、全体の温度を効率よく調整するために必須となります。


・換気用ダクト


主に気密性の高い建物で使われる、建物内の空気を入れ替えるためのダクトです。外から新鮮な空気を取り入れるためのダクトを外気(OA)ダクト、屋内の汚れた空気を外に排出するためのダクトを排気(EA)ダクトといいます。


・厨房用ダクト


調理の際に出る煙・油・水蒸気・臭いなどを屋外へ排出するためのダクトです。飲食店の他に、スーパーマーケットなどの調理場や食品加工工場でも使われます。火や油の使用により、火災のリスクが非常に高い環境なので、油分除去装置・延焼防止装置・集煙フードなどを使用して安全性を高めるのが原則です。


・排煙用ダクト


火災時に発生した煙を屋外へ排出するためのダクトです。万が一の時に命を守るためにも必要不可欠な設備で、オフィス・工場・学校・病院・商業施設など、多くの人が利用する建物で使われます。


・産業用ダクト


空気中のホコリや粉塵、細菌などを取り除き、生産に適した空気環境を整えるダクトです。食品や精密機械の工場、さらには手術室や研究室など、特に清浄な空気の要求される場所で使われます。その他、穀物を運ぶのに使う搬送ダクトや、作業で発生した粉塵を所定の場所まで送る集塵ダクトなどもあります。


風導工業では、これらすべてのダクトの工事に対応しています。ダクトの設置・交換・メンテナンスなどをご希望の方は、何でもお気軽にご相談ください。